実家で飼っているわんこが危ないという話は以前にしたと思うのですが。

お医者にも匙を投げられて、高齢で手術もできないということになってしまいました。

毎晩、彼は泣き叫びます。

それは「苦しい」と叫んでいるのか「まだ生きたい」と叫んでいるのか。

そう考える事さえも本当は人間のエゴなのかもしれないけれど。

本当に可哀想過ぎて、どうしようもなくて。

私たち家族の出した結論は安楽死でした。

治せないのに、苦しいまま生かしておくのは彼にとって辛いだけだと思ったからです。

10年以上一緒に暮らした彼と、こんなカタチで別れる事になるのは本当に悔しくて悲しいけど……。

こればっかりは私にはどうしようもないから。

私が泣いて泣き続けて治るのならば、いくらでも泣いてやる。

私の声が無くなって治るのならば、この声なんて要らない。

だけど、そんなことは起こらないから。

だから、ちゃんとお別れをしないといけないんです。

今まで本当にありがとう。

たくさん楽しかったよ。幸せだったよ。

向こうでおばあちゃんと一緒に待っててね。

ちゃんと、私のこと覚えててね。

一人じゃないから、寂しくないよね。

おうちもちゃんとわかるよね。

お盆とお彼岸は帰ってきてね。

また、いつか、向こうで会おうね。

ありがとう、大好きだよ。

世界で一番かわいい、私たちの家族だよ。

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