きっと、それよりも大切。
2006年2月25日コメント (8)トリノ五輪も終盤ですね。
だからこそ、書く話題なんですけど。
メダルってそんなにも大切なんでしょうか？？
テレビを見てると何かと「メダルを期待」だの「メダルを獲って欲しい」だの言ってますけど、それは結果として付いてくれば良いんじゃないかなって思うのです。
オリンピックの基本理念って確か「参加する事に意義がある」ですよね。
自分の所属（っていうのかな）する国の中から選ばれて出場するんですから、それだけで素晴らしいことなんですよ。
昨今のオリンピックはその基本理念を見事に忘れてる気がするんですよね。
それはマスコミもそうだし、視聴者もそう。
なんだか「メダルが獲れて当然」みたいな考えになってる。
それは、すっごく間違ってるんですよ。本来。
「みんな凄いねー」でいいじゃないですか。
スポーツは競うものでもあるけど、同時に楽しむものであると思っているので、そんなにメダルに固執するのは良くないのですよ。絶対にね。
きっと、一番大切なのは画面の向こうで頑張っているアスリートたちを応援して勝っても負けても祝福の拍手をすることだと思います。
だって、彼らは私たちが立てない舞台に立っているんですから。
だからこそ、書く話題なんですけど。
メダルってそんなにも大切なんでしょうか？？
テレビを見てると何かと「メダルを期待」だの「メダルを獲って欲しい」だの言ってますけど、それは結果として付いてくれば良いんじゃないかなって思うのです。
オリンピックの基本理念って確か「参加する事に意義がある」ですよね。
自分の所属（っていうのかな）する国の中から選ばれて出場するんですから、それだけで素晴らしいことなんですよ。
昨今のオリンピックはその基本理念を見事に忘れてる気がするんですよね。
それはマスコミもそうだし、視聴者もそう。
なんだか「メダルが獲れて当然」みたいな考えになってる。
それは、すっごく間違ってるんですよ。本来。
「みんな凄いねー」でいいじゃないですか。
スポーツは競うものでもあるけど、同時に楽しむものであると思っているので、そんなにメダルに固執するのは良くないのですよ。絶対にね。
きっと、一番大切なのは画面の向こうで頑張っているアスリートたちを応援して勝っても負けても祝福の拍手をすることだと思います。
だって、彼らは私たちが立てない舞台に立っているんですから。
コメント
でも、現実はあくまでも「名誉とカネ」
現在のオリンピックは最大級の商業イベントです。
そして、国家の勢いを誇示するために使われるイベントです。
たぶん、どこの国でもお嬢と同じ意見の人が大半だと思いますよ。違うのは、お偉いさんと金儲けしたいと考えてる奴等だね。
アスリートならば「競技で1番になりたい！」って思うでしょうし、そうじゃなきゃここまで極められないと思うのです。
だけど、そこに目をつけて商売するのは何だか違うと思うんですよね。
今回のオリンピックはメダルがなかなか獲れなかったということで、余計にこの異常な状況が浮き彫りにされた感じがします。
マスコミももうちょっと考えないといけない時期になのではないかと思います。
今年はWBCもW杯もありますから、視聴者も時差にめげずに頑張って祝福の拍手をしなきゃですねw
荒川静香のスケートを見て、僕はそれを強く感じました。彼女は誰とも戦っていなかった……と思う。
もち米君がいうようにオリンピックに「参加することに意義ある精神」は今は残念ながらありません。
あまりにも商業主義化されてしまったね。
でも、オリンピックを見る僕らはいつまでも変わらず純粋なままでいたいね。
スポーツはやはり「楽しんだもの勝ち」ですよね。
きっと、どのアスリートも「楽しい」と思ったから幼い頃から続けてきたんだろうと思いますし。
だから、オリンピックの舞台でも「楽しめた」人たちが結果としてメダルを手にしているんだと思います。きっと、羽生さんが荒川選手が「誰とも戦ってないように見えた」のも彼女が楽しんで滑っていたからだと思いますよ。
「メダルが取れなかったから楽しくないオリンピックだ」なんて絶対口に出来ませんね。
純粋にアスリートたちの活躍を楽しんでスポーツを見たいですね☆
競技者としてはメダルを狙う。
しかも、最も輝かしい色のものを。出るからにはトップを狙うわけで、田村亮子の「最低でも金、最高でも金」は、けだし名言です。
メダルを取ろうという最終的な目標を達成すべく、練習の段階からそういう練習、意識付けをしていきながら、本番に備えるはずです。
でも、やっぱり人間だから、好不調の波がある。今回はメダル確実だと言われても無理だった……で、その4年後にリベンジした、という時に初めて「良かった！」って思えるんじゃないかな。
負けて良かったなんて思う競技者なんか一人もいないと思うし、そういう風に思う競技者は国を代表するような選手じゃないと思う。
クーベルタン男爵の「参加する事に意義がある」は勝利至上主義であり、どんな手を使っても勝とうとする当時の競技者に対するアンチテーゼだったんですよ。
マスコミ云々、視聴者云々よりも、競技者の気持ちに立ったらメダルが取れなかったという敗北の事実しか残らないわけですよ、残念ながら。
アスリートはやはり順番を重視すると思いますよ。
きっと、表彰台の一番高いところで見る日の丸は格別だと思いますから。
でも、eisinさんが言ってましたけど、簡単に4年って言っても4年間って長いんですよね。やっぱり。
その間にずっとモチベーションを保ち続けていくのはやはり並大抵の事じゃないわけで……。
そういう点で見ていることしかできない私たちは安易に「メダルが獲れないだなんて、面白くない」なんて思ってはいけないんじゃないかと思うんですよね。
事実、今回のオリンピック中にそういう言葉を街中で何回も耳にしましたし。
うーん、だから、私が伝えたかったのは「見てるだけの私たちがメダル獲れなかったから面白くないなんて言う資格は無いんだぞ」ってことなのです。
今回、特にその感じを強く受けたから、どうしても言っておきたかったんです……。
達成感、満足感の考えは選手それぞれです。
メダルを目標に来た人もいれば、8位入賞、○○位以内、完全燃焼などを目標に来た人もいます。
フィギアで荒川選手が金メダル、村主選手が4位入賞をはたしたのは、純粋に楽しむことを忘れなかったことです。
五輪だけでなく、どの競技もそうですが、順位で表せない感動というものがあります。
結果だけで駄目だという考えもおかしいと思っています。
＞すどーさん
商業化も一長一短だと思っています。というか、思うようにしました。
PCが発達した昨今では選手の肖像権などの権利を守る上では多少の商業化も必要なのでは？と思ったからです。
現在のように過剰な商業化されているオリンピックはどうかと思いますけどね。
そして、すどーさんが仰る通り自分なりの目標を決めて出場しているアスリートもいると思います。
でも、窓際さんが仰るように「出来る事なら1番を目指す」という志を持ったアスリートが沢山出場することが良いことだとも思います。
ですので、順位ももちろん大切なのですが、頑張ってないアスリートというのはオリンピックに居ないわけですから（居たら困りますしね）結果はどうあれ私たちは「頑張ってくれて有難う」っていう気持ちを持たなければいけないんじゃないでしょうか。