独り言。

こんな私の言葉に人の気持ちを変える力があるとは微塵も思っていない…といえば嘘になるのだろうか？
バカだからさぁ、どっかで何かを期待している自分が居る。
そんなもの、瞬殺されてまた流さなくていい涙を流すだけだと知っているのに。あぁ、どこまでバカなんだ私は。

歌い手の方や文筆業に関わっている方は本当に凄いと思う。
言葉で人の気持ちを変えることができるんだから。
一時期、私も文筆業に憧れた事があった。「自分の書いた言葉で人が感動したり嬉しく思ってくれたりしたらどんなにいいことだろう」って。
だけど、そんな思いはWebに触れるようになってから見事に打ち砕かれた。全ては私の思い上がりに過ぎなかったって気づかされた。

私は人を喜ばせる文章よりも悲しませる文章の方を多く書いてしまう。私がそんなつもりで書いたものでなくても、相手はそう受け取ってしまうことがある。
それをわかっていなかった。甘すぎたんだなって思う。

言葉には魔力がある。
言霊とはよくいったものだ。
悲しませるも喜ばせるも言葉次第。
「言葉は時に刃物より鋭く、人を傷つける事が出来る」とは私の小学校時代の恩師の言葉であるが、言葉は時に日差しよりも温かく、人の心を癒す事もできると思う。
これから先、いつになるかわからないけれど、いつの日にかそんな文章が書けるようになりたいと思った。